ここ数日、北海道では暖かい天気が続いています。雪はもうすっかりとけて春爛漫です。ハウスの横にはタンポポが元気に咲いてますよ~♪そんな中、ハウス栽培のアスパラの収穫は終盤を迎え、
収穫はもう少しだよ~と契約農家さんからお話をいただき、
と、足早に畑へ向かいます。
露地栽培?ハウス栽培?何が違うの?
アスパラは多年草、春に芽が出て秋まで収穫できる息の長い野菜です。収穫を終えた秋の終わりから冬にかけて土の中で越冬させます。
アスパラはその間、栄養を蓄えながら芽を出すのをジッと待っています。そして春になると、根に蓄えておいた栄養のもと一斉に芽を出します。
春と言っても5月まで雪が残る北海道。そんな北海道で春一番に芽を出すアスパラとなると、5月の中旬頃なんです。ただし、全国的に春といったら、やはり4月ですよね。そんな4月に収穫するためには、ハウスの温室で時間をかけてじっくり育てていくのです。温室育ちの手間ひまかけて育てられているのがハウス栽培のアスパラなんです。温度管理を徹底して行うなど、農家さんの愛情をたっぷり受けたアスパラガスはとっても太くてみずみずしい美味しさなんです。
そして、北海道の太陽の下で自然の力で出てくるものが露地栽培のグリーンアスパラ。ハウスものに比べると時期が遅く5月中旬ころの収穫ですが、こちらは北海道の気候をそのまま受けて元気に育ってきた自然のアスパラもまた、甘みがあってみずみずしくシャキシャキの美味しさなんです!このように畑の土を元気に突き破って、アスパラが芽を出している姿はまさに元気いっぱいですね
露地栽培のアスパラが順調に育っています!
ハウス栽培のアスパラのすぐ隣で元気にすくすく露地栽培のアスパラも育ってますよ~。興奮のあまり少しアスパラによりすぎて写真がボケてしまいました(笑)これから、どんどん生育して皆さんがスーパーなどで見かける大きさまで生育すると収穫するのですが、収穫ってどうやってするか皆さんご存知ですか?
実は、1本、1本手作業で収穫するんです。
アスパラの収穫ってイメージがなかなかつきにくいので、以前、農家さんに教えてもらったのですが、実は1本、1本手作業で収穫するんですね~。この体勢みてください。絶対腰を痛くしそうですよね(笑)しかも!この切るポイントもそのアスパラにあわせて根元から切ったり、少し上で切ったりなど様々。1本ずつ根元まで美味しくお召し上がりいただくためにどこで切るか確認しながら作業するそうです。しかも、朝数センチしか顔を出していなかったアスパラも昼にはぐんぐん伸びすぎてしまうこともあるそうで、かなり生育スピードが天候によって左右されるんです。そのため、手作業1本ずつ確認して収穫しないといけないのはもちろん、天気のよい日は1日に数回収穫しないとならないなんてこともあるようです。この体勢で一日何回も収穫ってかなり大変に思いますよね。こうやって農家さんが苦労して丁寧に1本ずつ収穫したアスパラと思うと大切にいただかないと!と思いました。これから連日北海道では暖かい日が続き、生育はとっても順調です♪うまくいくとあと数日で収穫ができる見込みとのこと!ご予約していただいている皆様、収穫し次第、ご予約順にお届けしていまいりますので、もうしばらくお待ちくださいませ♪