おはようございます。最北の海鮮市場です。北海道は天気のよい日が続いております。北海道の当麻町の名産「でんすけすいか」の2019年の収穫がはじまり、本日6月14日が初セリです!ただいまの時刻は、朝の6時10分です。朝日が気持ちよいです。
スイカというと、イメージはコチラですよね。↓↓
真っ黒な個性派「でんすけすいか」
ですが、今回初セリの「でんすけすいか」というのはこちらです。
この「でんすけすいか」。 真っ黒 で見た目のインパクトは強いのですが、昔は筋が強くて全然美味しくなかったそうです。しかし、改良に改良を重ねていくうちに、筋ばった感じがなくなり、強いザクザク感が特徴のスイカとなりました。
さらに出荷時に全てのでんすけすいかを光センサーで空洞チェックをし、糖度を計り、秀品から良品までの選別まで行うという品質の徹底をしたところ、近年はスイカの最高峰と言っても過言ではないほどの高級ブランドスイカとなっております。※ちなみに黒いのは外側だけで中身は、黒ではありません。
甘いスイカ栽培に適した当麻町(とうまちょう)
北海道の当麻町(とうまちょう)は、北海道の真ん中に位置しております。日本最大の高山帯である大雪山連邦のふもとにあります。
この大雪山は10月から冠雪をするため、年が明けて春になると雪解けの天然水が地下の井戸水に溜め込まれます。そんなきれいな水が豊富にある 当麻町(とうまちょう) は、冬はマイナス20℃を下回る厳しい寒さとなり、夏には一気に30℃を超える真夏日が続きます。この気温差と豊富な天然水によって、 当麻町(とうまちょう) で作る農産物は甘くて美味しいものができるのです。
そんな自然ゆたかな当麻町でつくられた高級ブランドスイカの初セリが本日行われました。この初セリのスイカがこちらです。
そもそも「初セリ」とは?
その年に初めて行われるセリのことです。今年のでんすけすいかは、昨日2019年6月13日に初収穫し出荷されました。その初収穫のでんすけすいかが本日セリにかけられるので、2019年の初セリは2019年6月14日です。今年の初ものがお披露目され、市場に出回る最初の日ということなんです。
そして今年は令和元年。昨年は1玉55万円と予想をはるかに上回る結果でしたが、今年は令和ということもあり、さらに何かが起きそうな予感。
でんすけすいかの初セリの様子は
早速いってみましょう。
でんすけすいかがズラリと並んでいます。
誰がこの初もののスイカをセリ落とすのでしょうか。テレビカメラや取材陣がこの初ものを狙っています。
その前に・・・今年の初ものお披露目会
ただいまの時刻は6時30分。初セリは、7時から開始となるのですが、30分前より今年の初もののお披露目会があります。
テレビカメラの人たちが続々と集まってきました。と写真を撮ったら、
真ん中に変な顔した当店スタッフが紛れ込んでしまいました。
今年のでんすけすいかを切ります!
3人がかり(笑)!!
でんすけすいかは大玉で、かつ食感がザクザクしているのが特徴なので皮が硬いんです。
そしてついに!割れました!今年もとても色が濃くて美味しそうです。
一口大に切っていただき、この場にいるみんなで食べます!
甘くて、ザクザクで美味しいです!
でんすけすいかの初競りがそろそろ開始します。
テレビカメラの方が続々と集まってきて、これから始まるんだなという感じです。
そして、初セリがいよいよ開始!
初セリ開始!
場内にセリ人の声が響き渡り・・・
あっという間になんと
「75万円!」
・・・・「75万円!??」
1玉75万円の初セリ価格で落札されました!場内に大歓声!
北海道の大手スーパー「道北アークス」が4年連続落札!
全員から拍手がわきおこりました。2019年は道北アークスさんが落札したようです!なんと2016年から4年連続とのこと!テレビや新聞など報道陣の方が大勢いて、本当ににぎわっていました!
昨年は北海道は大雨や地震など災害続きでしたが、今年はとても天候がよい日が続いています。そのためこのブランドスイカも大きく甘く育つのではないかとのことでした。高級ブランドすいかであることで、この北海道の当麻町が盛り上がり、そして、このでんすけすいかという美味しい品種のこだわりや美味しさを少しでも伝えられるように私たちもがんばっていきたいと思います。
2019年の収穫ピークは7月中旬ころ
今年のでんすけすいかはこれから少しずつ収穫が増え、7月中旬が収穫量のピークを迎えるそうです。当店の出荷も7月上旬ころから出荷できる見込みです。真っ黒の皮に包まれたこのでんすけすいか。当麻町の方たちが1玉1玉大切に、驚くほどの手間ひまをかけ、品質チェックの数々を乗り越えた、高級ブランドにふさわしいすいかです。ぜひこの北海道の夏の美味しさをご賞味くださいませ。(75万円は難しいですね(笑))