先日、ハウスもののグリーンアスパラの収穫の様子をお伝えしましたが、今日は露地もの(ろじもの)のアスパラガスの収穫の一報が入ってきました!
契約農家さんと連絡を取って、ワクワクしながら取材をさせてもらいましたので、その様子をお伝えしますね ♪
ハウスに続いて今度は露地もの(ろじもの)!?
ここ数日、北海道は5月とはいえ肌寒い陽気が続いています。
でも、農家さんのアスパラガスは元気に顔を出していましたよ!
こんな感じで、アスパラガスの隣でタンポポが咲いていたりと、まさに春爛漫なんです。
ところで、「露地もの」っていったいなんなのでしょうか?
ハウスもの・露地ものの違い
アスパラガスは、実は多年草。
トマトやキュウリなど、他の農作物のような一年草とはちょっと異なります。主に私たちが食べる部分は、春先に芽を出す新芽の部分なんです。タケノコのような感じですね。
アスパラガスには2つの栽培方法があって、1つはビニールハウスで育てるものです。
北海道のように寒冷地であっても比較的早くから芽を出してくれるので、お届けするのも早くなりますし、天候の影響を受けにくいので、農家さんの愛情と手間をたっぷりと注がれて、安定したおいしいアスパラガスに育ちます。
かたや露地もの(ろじもの)は、普通に外で育てます。雨風も当たりますし、時には露にも濡れることになります。北海道は5月でも霜が降りる時だってあります。そんな厳しい環境で力強くたくましく育ったアスパラガスは、とても美味しく仕上がるんですね!
特に、今年の北海道は例年に比べて涼しい日が多かったんです。涼しくなるとアスパラガスは、糖度の放出を抑えて栄養を蓄えようとします。契約農家さんもおっしゃっていましたが、今年の露地もののアスパラガスはたっぷりと栄養を蓄えていて、すっごくおいしく育っているとのこと。これは楽しみ!
出荷が始まり大忙し ♪
取材に訪れたのは、あらかたのアスパラガスを収穫した後でした。
それでも、あちこちでアスパラガスがにょきにょき生えていましたよ!
ちょっと小さなアスパラガスも、あと3日もするとまた収穫できるようになるとのことでした。
今の時期が1番大きなアスパラガスが収穫できるみたいです。
この後から徐々に小さくなって行く、とのことなので、大きくて甘いアスパラガスを食べるチャンスは今かもしれませんね!
現在、フル動員で出荷にあたっています。
アスパラを刈り取って、サイズを選別して、仕分けてとホントに大忙し。全部心を込めて手作業で行っていますよ!
採れたてならではのポイントって?
切り口を見せてもらいましたが、こんなにみずみずしいなんて!
今すぐ食べてしまいたい衝動にかられてしまったのは内緒です ♪
元気な畑で育った元気で美味しいアスパラガス。
今年も1本1本大切に収穫してます ♪
ぜひぜひ今年のおいしい「露地もの」のアスパラガスを堪能してくださいね〜♪