北海道へ行こう!

北海道へ行こう!

黄色のじゅうたん!滝川の菜の花畑でミツバチ気分♪

北海道には有名な花のスポットがいくつかあります。

季節ごとにいくつかご紹介すると、4月の北海道をどんどん北上していく桜前線に始まり、5月の上湧別(かみゆうべつ)のチューリップ、6月の札幌大通公園のライラック、7月から咲き始める富良野のラベンダー、8月の北竜町(ほくりゅうちょう)や名寄(なよろ)のヒマワリなどがありますが、大地を真っ黄色に染める5月の滝川の菜の花畑を見ないわけにはいきません!

あちこちから「真っ黄色だよっ!」との情報が入ってきましたので、さっそく出かけてみました。
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滝川ってどんなところ?

滝川は、札幌と旭川を繋ぐ国道12号線の途中に位置しています。その他にも主要な国道が通っていて富良野にも抜けることができたり、日本海方面に抜けたりできたりと、利便性が高くて交通が栄えているんです。北海道にはいくつかの地方があるのですが、その中で「空知(そらち)地方」の中心的都市なんです。
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遠くに北海道の背骨と言われている大雪山系を望み、のんびりと風景を楽しむゆったり感もあったりして、とってもよいところ。でも、なんといっても滝川の交通の特徴はこれでしょう。
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北海道は道がまっすぐでずっとずっと先の方まで続いている、というイメージがないですか?まさにそのイメージの通りの場所があるんですよ。それがこの写真。

大きくしてもらえるとわかると思いますが、ここ滝川には北海道で一番長い直線道路があるんです。北海道で一番長いということは当然日本一! その長さなんと29.2Km! ずっとずっとどこまでもまっすぐ突き進んでいく道路はまさに北海道。制限速度で走ると、1回も止まらなくても30分程度はまっすぐというドデカスケール。まさに北海道を堪能できるところなんですね。

滝川を訪れた際にはぜひぜひ走ってみてくださいね(走る時には車をオススメしていますが、自転車で走る猛者もいらっしゃるようで・・・)

黄色のじゅうたんを探して

真っ黄色情報が入り、私たちのお店がある旭川から滝川方面に向かったのですが、詳細な位置は把握していませんでした。でも、全然心配はいりませんでした。国道12号線を走っていると、あちこちに黄色い場所が広がっています。滝川市では、こんな地図も用意しています。
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一番のメインスポットは、一番右。「菜の花会場」と書かれている部分です。滝川では、この時期菜の花まつりを開催していて、道の駅や周辺道路で色々なイベントを実施しています。この菜の花会場付近も、特別に道路を一方通行にして、観光客の方が車を止めやすいように整備してくれていました。

さっそく、車を止めて歩き出すと……

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うわっ!早速行く手に菜の花の黄色が飛び込んで来ました!
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途中では、こんなテントや仮設のお土産ショップを建てていて、イベント感もバッチリ。ワクワクして進みます。

もうこのあたりからは一面菜の花の黄色が目に入り、香りが一面にただよっていますが、なるべく見ないようにガマンして感動をとっておきました♪

さて、いよいよですよ!

そこは黄色のじゅうたんだった

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言葉はいりませんね。

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向こうに人が歩いていますが、あんなにちっちゃい!

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どこまでも続く菜の花は、まるで黄色のじゅうたんでした。

菜の花ロードと菜の花台

ネーミングは勝手につけたもので恐縮ですが(笑)、普段では絶対に味わえないポイントがココ。
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菜の花のど真ん中を突き進める菜の花ロード。

数百メートルにわたって、両脇に菜の花を見ながら歩くことができる菜の花ロードは、すっごく気分爽快です。北海道ならではのさわやかな風がながれて、菜の花の香りに包まれて歩けるこの道は、なんかとってもロマンチック♪ 写真を撮っている方も大勢いましたよ!

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そしてもう一つは、菜の花台。

仮設の花見台を作ってくれているんです。
ここから見た黄色いじゅうたんは圧巻でした!

滝川は菜の花一色

このメイン会場がやっぱり規模も面積も人出もダントツなのですが、滝川のあちこちに菜の花畑が点在しています。その畑ごとに異なった表情があり、それを見比べるのも楽しいですね!
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滝川では、「菜の花ウィーク」として毎年5月の後半から6月の前半にかけてイベントを行っています。お近くを通った際などはぜひとも立ち寄ってみていただくことをオススメします!

さて、この菜の花。

もちろん黄色いお花もとってもキレイなんですが、それ以外にも食用にしたり油を採ったりととっても多用途に使えるんです。菜の花を野菜としてみてみると、ビタミンCの含有量がとっても多くて、数多くある野菜の中でもトップクラスの量を誇ります。

また、種から採れる「ナタネ油」も、オレイン酸などの不飽和脂肪酸がたくさん含まれており、食用油として理想的な配合をしているそうです。昔は、食用だけではなく、灯火の燃料になったりもしていたそうで、とっても利用価値が高い農作物だったんですね!

この黄色いじゅうたんも、花が咲き終わった後はさまざまな資源として利用されていきます。
もしかしたら、私たちの食卓などにも、ここ滝川の菜の花から採れた油が含まれるかも!
そんな想いを抱きながら、黄色いじゅうたんを後にしたのでした。

★今日ご紹介の場所(ポイントをクリックすると場所が表示されます)

 

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