北海道は9月になると、もう紅葉の季節で、秋一色の景色に早変わり。中でも、一番早くに紅葉が始まるのが標高の高い「山」からなんです。ということで、本日は紅葉時期は、山で渋滞がおきるほど人気なスポット「赤岳銀泉台」の紹介です。
紅葉の時期は車両交通規制も。人気の赤岳(あかだけ)
「車両規制」こんな田舎の山の中ですが、これマジです。この赤岳という山は、紅葉の時期になると車が渋滞するためマイカー規制があるんです。その規制区間はシャトルバスが運行しています。今年については、2017年09月16日(土曜日) 〜2017年10月01日(日曜日)だそうです。どれだけ人気の景色なのか気になりますよね♪という事で、少し早いですが、以前、9月下旬ころに行ってきた赤岳の様子をご紹介いたします。残念ながら、いきなり雨が降ってきました。どうなることやら。しかし、道路わきでももうしっかり色づいた紅葉が!山はいったいどうやっているのでしょうか。
赤岳(あかだけ)の登山口=銀泉台(ぎんせんだい)と言います。
さっきの雨ですが、一瞬でやみました。良かったです。ということで、登山口につきました。この登山口のことを銀泉台と呼び、紅葉の名所やスポットでは赤岳銀泉台などと呼ばれることが多いです。ここには、マツなどの針のような形の針葉樹や、そしてナナカマドやカエデなどの赤や黄色の葉がそれぞれバランスよくあるので、山が赤・黄・緑とカラフルな彩りが楽しめるんです。天気がよければどんな景色なんだろう!と思うほどの曇りでも十分の景色ですね!こちらは登山口から30分ほどで到着するんです。トレッキングのように頂上までいかなくてももうここでこの景色が楽しめます。
見つけられたらラッキー♪エゾリスのお出迎え
そして、この日はとってもラッキーでこんなものを見ることができました!人慣れしているのか?と思ってしまうほどカメラを寄せても動きません!しかし、私がすごく焦ってしまってちょっとぼけてしまいました。アー残念です。そして、この赤岳登山のうれしいのは、道の舗装。道幅もかなり広くて、山を一度も登ったことがない人でも気軽に来ることができるんです。そして、各ポイントごとに名前がついていて、景色の良いポイントがわかるのも嬉しいところです。
第一花園は、山道と紅葉が一度に見る事ができます。
まず、のぼり始めると最初に第一花園という看板が見えてきました。そして、そこから見える景色がなんとも絶景。山の中の道路と、そして紅葉が一度に見られます。ちょっと話が変わってしまいますが、この山の中に2本の道路が。よく作る事できたな~と感心してしまいました。そんなことを話をしながら、ゆっくり歩きそして紅葉を楽しむのがとても良いですね。ここからは色々なところがもう絶景すぎて、どこを見ても、ココ!ココ!写真!写真!と、みんなが色々なところを写真に撮っていました。そうして少し登ると一気に紅葉がすくなくなりました。ここからは針葉樹林や高山植物などが多くみられる奥の平というところです。
ここからは、もみじ狩りというより一気に登山の雰囲気になりますね。そして、出発から2時間程度で赤岳の頂上に!標高2078mということで結構高い山ですね。そんな高い山からの景色なら!ここからの絶景はどうかな?と思いましたが、やはり。何もみえず。赤岳はかなり天気が不安定なようで、その日もかなり風が強くて何かにつかまっていないと飛ばされそうなくらいの強風でした。そして、写真が案の定ぼけてしまいました。ということでさっさと下山することにいたします。先ほど登ってくるときは写真を撮り忘れて、ご紹介できませんでしたが、頂上から少し下ったところに「コマクサ平」というところがあります。ここから見える景色もなかなかいいんです。少し手前には雪が残っていて、風が気持ちよく涼しい気候です。そしてどんどん下山していくと、また、紅葉のポイントに!何度みても良い景色です。そして帰りになると少し晴れてきて、紅葉がより一層きれいに見えます。ということで、いかがでしたでしょうか。この絶景の紅葉狩りは一度は見ておいて損はない観光スポットだと思います。天気が変わりやすい季節でもありますので何日か余裕のある旅行にして、ぜひこの赤岳銀泉台の紅葉狩りを楽しんでみてはいかがでしょうか。
赤岳銀泉台(登山口)
交通:北海道上川町 大雪山国立公園層雲峡温泉
※注意※JR上川駅から層雲峡温泉までバス約30分、層雲峡温泉から銀泉台まで車約40分、旭川紋別道上川層雲峡ICから国道39号経由銀泉台まで約1時間(道道銀泉台マイカー規制を確認してください。大雪レイクサイド臨時駐車場からシャトルバス運行)
その他:無料駐車場完備