突然ですが、「登山」、「トレッキング」、「ハイキング」など色々な言葉がありますが、皆さん違いはご存知ですか?私は感覚でこんなイメージかな~というのはあったのですが、ふと疑問に思って調べてみました。
登山 :頂上を目指して山を登ること
トレッキング:頂上を目指さず、山を歩くこと
ハイキング :自然の中を歩く(平坦な場所が多い)
このような違いがあるみたいです。「登山」というと本格的なアウトドアのイメージをもたれる方が多いと思いますが、トレッキングというと、大自然の山の中をマイナスイオンを感じながら歩くという少しリフレッシュするような感じで響きがいいですよね♪ということで前置きが長くなりましたが、本日は、「登山」までは観光に組み込むと本格的でちょっと・・・という方でも楽しめる北海道の「トレッキング」スポットのご紹介をいたします♪
何て読むの?雨竜沼湿原
本日は、雨竜沼湿原という場所をご紹介いたします。ん?なんて読むの?という方もいらっしゃると思います。北海道の地名は本当に読めないものが多いですよね。こちらは、「うりゅうぬましつげん」と読みまして地図で言うと、このあたり。雨竜町(うりゅうちょう)というところにある湿原なのですが、雨竜町は北海道の北西に位置する町で、お米や、スイカ、メロンなど美味しい食べ物有名な自然豊富な町で、かつ雨竜沼湿原が絶景なことから写真の町とも言われているんです。
山の上に沼?一年で100種の花が咲く高層湿原
雨竜湿原(うりゅうぬましつげん)はどんなところかというと、山岳地帯の中に二百を超える沼が存在し、その周りでは春の雪どけから秋までの間になんと100種もの花が咲くといわれる絶景スポットなんです。山の中に沼地が存在するので高層湿原とも呼ばれるようです。山の上にどうして沼?と思うと、何だか神秘的ですよね。
早速、雨竜沼湿原トレッキングへ
という事で、またまた前置きが長くなってしまいましたね。雨竜沼湿原ゲートパークというところで、入山届けというものを記載をします。そこで環境美化整備等協力金として一人500円を払います。こちらは数年前は確かなかったような気がするのですが、これを払っているおかげで道も整備してくれたり、トイレもキレイですし、とても歩きやすい道になっています。そして、早速スタートすると、いきなりアドベンチャーな橋というかなんと言うか。これは両側は完全に川ですよ。しかも2本あるので、これは片足ずつおいて進んでみようかなと思う誘惑が(笑)しかし、ちょっとよろけるとドボンと落ちてしまいますので普通にいくことにします(笑)
大自然の中の「つり橋」に「滝」まで
そしてまた少し進んでいくと、つり橋が。川の流れる音を聞きながら、ゆらゆら揺れる橋を渡るのも楽しいです。横をみると、川が流れている様子が見えます。こういうつり橋があると絶対怖いのに、やってしまうのがコレ。下を見るとやっぱり怖いです(笑)という事で、さっさと、つり橋を渡りましょう。そして、また少し歩くと、続いて滝が。なかなか飽きることなく、色々景色が変わっていくので、登っていてもとても楽しいです。そしてそのままトレッキングを続けるとマイナスイオン満載の、森林浴を楽しむ道が。岩場から、川をジャンプしたりする道もありますよ~。そして川沿いなど色んな道もあって、なんだか色々な道のトレッキングですのでとても楽しいです。そして振り返ると、このような景色です。川の音を聞きながら歩くととても涼しくてリラックスできますね~。そして少しずつ登っていくと、ちらほら花が咲いてますね♪そしてもう一度振り返ると、こんな景色。さっきまでの川からだいぶ登ってきましたね。そうしながら、花を探しながら歩いていると天気もよくなってきてました♪山はかなり天気が変わりやすいです。そして、一気に景色が開けてきました。そして、トレッキングをはじめて約1時間で雨竜沼湿原(うりゅうぬましつげん)に到着!
歩きながら色々な花が見ることできます。
雨竜沼湿原に到着すると、ずっと散策路があって道のすぐ脇には色々なお花が咲いています。沼もところどころあるので、まっすぐ前をみて歩かないといけないのに、花も沼もあってなかなか前に進めません(笑)そうして展望台へ着くと、大変人気があるため、沢山の人がいました。そして、目の前に広がる湿原。この展望台にいた方で、運動苦手だけど写真をどうしても撮りたくて登ってきた!という人もいて、その理由がわかりますね。
花はいっせいには咲かないのでその日のお楽しみ♪
そして、この雨竜沼湿原はその時により咲く花が違います。そのため、ある花をみたくて3年通ったけど、今日初めて咲いているのをみたわなんて人もいました。その花がこちらでよーく見ると、沼に葉っぱがあって一番手前側に、黄色い花がありませんか?見づらくてすみません。こちらの黄色い花は湿原で咲く花なのですが、なかなか時期が限られるらしくお目にかかれないことが多いそうです。ラッキーでしたが、道から遠いところに咲いているので、写真がうまく拡大して撮れずなんか悔しいです(笑)そしてちゃんと、道路脇にあったキレイなお花をパシャリと撮りました。とってもきれいで、散策路だけでもゆっくり1時間くらい歩いて花を探すのもオススメです。こんな長ひょろいお花もありましたよ~♪そしてこれは綿毛のようなお花?なのでしょうか?という事で、本日は、このようなお花がみられましたがまた、違う日は違うお花が見られる雨竜沼湿原トレッキング。2~3時間のトレッキングでお花や沼地の普段みられない北海道の大自然を感じることができるので、とってもオススメです。この雨竜沼湿原は海外からも観光に来るほどの人気スポット。ぜひ北海道旅行の候補にいかがでしょうか。
※参考※2015年の記事はコチラ→http://www.saihok.jp/hokkaido/spot/post-1146/
雨竜沼湿原登山口(ゲートパーク)
交通:雨竜市街から登山道入口のゲートパークまで約30km(約50分)
※注意※ 雨竜町中心街から雨竜沼湿原ゲートパークまで一般車両で移動する際に「暑寒ダム」を過ぎるとほとんどが砂利道で道幅もかなり狭いので、車の運転はお気をつけください。
その他:無料駐車場完備(約50台)