7月に入り、北海道も本格的な観光のシーズンを迎えました。

ご紹介したいスポットがたくさんあるのですが、今回は「リゾート」地をご紹介したいと思います。リゾートは、大勢の人が休暇・余暇を過ごす場所のこと。簡単に言ってしまえば「行楽地」なんですが、北海道にはこういったリゾート開発された場所がたくさんあります。

その中から、札幌から約1時間程度で行けてしまうオススメの「キロロリゾート」をご案内します。

北海道ならではの涼しい高原リゾートへ行ってみましょう〜。

キロロリゾートへの道のり

キロロリゾートは、小樽の南側、北海道余市郡赤井川村にあります。
この赤井川村ですが、面積の大部分が山。森林が広がり、北西にはカルデラ状の盆地が広がっています。こういった場所から積雪が多く、道内でも有数の豪雪地帯となっています。カルデラの元となった火山は現在では死火山になっていますが、噴火口に人が住む日本で唯一の村として知られています。

赤井川村では、米、じゃがいも、かぼちゃ、とうもろこし、メロン、スイカ、野菜などの農作物が作られていて、とてものどかな場所。キロロリゾートを除くと、村には小売店がほとんどない、という場所です。そんな赤井川村ですが、以外とアクセスはよいのです。

札幌から小樽方面へ高速道路に乗り、途中の朝里（あさり）インターチェンジから国道393号線へ入ると、一気の登りが始まります。地図で見てわかるとおり、ヘアピンカーブの連続で一気に山を駆け上がっていきます。でも、道幅は広く整備されているので、そんなに心配しなくても平気です。

ぐんぐんと坂を登って行くのはちょっと大変かもしれませんが、結構あっという間に（10分程度）登り切ってしまうので「もう着いちゃった！」という感じのほうが強いと思います。

峠の頂上には展望台があり、すぐさっきまで走っていた小樽の市街地を眼下に見ることができます。晴れた日には、深い森の緑と海の青さがとってもキレイ。空気のおいしさを実感できちゃいます。ぜひココは立ち寄ってみたいところです。

写真撮影のスポットでもあります。

ちょっと寄り道、ホピの丘

さあ、このまま一気にキロロリゾートへ！
……と思うのですが、なかなかそうはさせてくれない場所があるんです。

「赤井川牧場　ホピの丘」です。

ここは牧場あり、レストランあり、そして動物とふれあう施設あり、とご家族連れがちょっと寄り道をするのにぴったりの施設。ちょっと覗いてみましょう。

車を止めてすぐに飛び込んでくるのは、動物たちとのふれあいの場所。
ウサギやヤギ、ポニーなどが今か今かと待っているんです。

みんなとっても人になついていて、エサをおねだりしてきます。ちょっと手を差し出しただけでこの勢い！「待って、待って、もうすぐあげるからね」って気持ちになっちゃいます。

他にも、

ちょっとシュールな「シロ」くんや、

ちょっとオツカレ気味のぶたくん（名無しさん）や、

まつげが長くて、もの思いにふけるアルパカさんなどが出迎えてくれます。

施設内に、この子たちのエサがちゃんと売っているのでそこで買ってあげましょう。人の食べるお菓子とかをあげてしまうと、お腹をこわしてしまうこともあるのでここは注意してくださいね。

では、早速。

おおおお！

動物たちとふれあってエサを食べているところを見ていると、なんだか癒やされちゃいますね。
動物たちも、人からエサをもらうことに慣れているので、危ないことはないので小さなお子様でも安心して大丈夫のようです。

この場所には、こういった動物とふれあう場所以外にレストランや、牧場直送のミルクを使ったソフトクリームも食べられちゃいます。ドライブのちょっとした休憩にも適していますので、ぜひ立ち寄ってみて下さいね！

では、キロロリゾートへ！

さて、動物たちとのふれあいで癒やされたらキロロリゾートはもうすぐそこです。

しばらく国道を走っていると、この記事の1番最初の写真にあった大きな看板が目に入ってきます。そこを左折しましょう。

もうここまで来ると、道は平坦になっています。白樺やブナ、エゾマツなどが生い茂る森の中の一本道を気持ちよく走ることができます。標高も高いので、札幌の市街より気温は低く、真夏でも気持ちの良い風がながれています。避暑地としてもぴったりですね。逆に夜は半袖では寒いくらいになるので、お出かけになる際にはぜひ上着を忘れずに持って行くことをオススメします。

札幌から1時間ちょっとの距離でこういった高原の景色や気候が味わえるのも、ここキロロリゾートの特徴です。途中には、サッカーや野球が楽しめる広い競技場や、テニス場などが広がっていて、リゾート利用者でなくても使えるようになっています。

この日は、地元のサッカーの練習試合があったようで賑わっていましたよ。

ここキロロリゾートは、朝里岳北西斜面のスキー場「キロロスノーワールド」を中心として、ホテルと温泉施設があります。冬は、ニセコ、ルスツ、札幌国際スキー場と並び、札幌近郊の人気スキー場として人気で、中でもキロロは極上のパウダースノーが体験できると有名なんです。

もちろん通年型のリゾートなので、ハイキング、ゴルフ場などで楽しむことができますよ。夏のメインシーズンは7月の中旬から8月後半にかけてですが、少し外した時期でも空いていて料金も安く楽しむことができます。

さて、リゾートホテルの紹介から、、、と思いましたがスペースが残り少なくなってしまいました。

なので、続きは次回にまたご案内していきます。
北海道でも屈指のリゾート地キロロ。

夏でも楽しめるその様子をご紹介しますのでお楽しみに！

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