7月・8月は、北海道旅行のベストシーズン!
中でも、美瑛(びえい)の7月・8月は、土日となると、どこに行くのも渋滞と人気のある観光スポットが多いのですが、8月も中旬をすぎると、やや人も少なく、ゆっくり景色を堪能できるんです。という事は、見所が無くなっているのかなと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、意外にもまだまだ見所がいっぱいで、穴場ともいえるんです。という事で、本日は、8月の丘のまち美瑛(びえい)をご紹介しちゃいます♪
8月のぜるぶの丘・美瑛(びえい)
駐車場につく前から、圧巻のお花畑が広がる美瑛(びえい)のぜるぶの丘。
そして、中に入って近くでみると、このような形でとてもキレイなお花畑が続いているんです。
8月も中旬くらいに行ったので、ラベンダーは無かったのですが、丘のまち美瑛(びえい)!と言いたくなる景色なんです。
ここ、ぜるぶの丘では広大なおはな畑のため、バキーやカートなどに乗って、お花畑を周遊できるのも嬉しいんですよ~♪
天気が良い日は、お花畑の向こうには、大雪山連峰の旭岳もくっきり見えるようです。今回はすこし曇っていてうっすらとしか山が見えませんでした。
そして、7月はラベンダーが満開になるんですが、8月は、こんなひまわり畑もみられるんです。ぜひ、北海道の花畑ドライブの参考にしてみてくださいね。
秋のおとずれを感じる8月のケンとメリーの木
ケンとメリーの木なので、2本の木かな?と思ったら1本でした(笑)
美瑛の丘陵地帯に立つ1本の大きなポプラの木なんです。1972年(昭和47年)9月から1977年(昭和52年)まで発売された日産自動車スカイラインのCMで使われたり、BUZZによるCMソング「ケンとメリー〜愛と風のように〜」でブームとなり、演者の役名より「ケンとメリーの木」と名付けられたようです。
色々なCMに起用されるのが納得できる、素晴らしい景色でした。美瑛の丘の中に1本だけ大きく立っている木は素敵ですね~。木のふもとに行くと、看板がありました。
これだけ大きなポプラの木なので、大正の時代からじっくり育ったおじいさん(もしくはおばあさん)の木なんですね。昔からある素晴らしい景観なので、皆さんも周りの畑に入ったりごみを捨てたりするのはやめて、大切に長く守っていきましょうね。
そして、この木の周りは、また美瑛の丘がとてもきれいでパッチワークの路とも言われているそうなんです。遠くからみても、このケンとメリーの木と一緒に、美瑛の丘が一望できて最高ですね。夕方に行ったという事もあるのか、少し秋の訪れも感じられるような素敵な景色でした。
たばこのCMで起用されたセブンスターの木
またまたCMで紹介されたセブンスターの木の紹介なのですが、こちらは名前の通り、たばこのCMで起用された木なんです。かしわの木で、ケンとメリーの木より横にひろがっていてこちらも大きな木が1本だけポツンとあって、素晴らしい景色ですね~。
遠くからみると、美瑛の丘と一緒に見れて、また素敵なんですよ~。色々な農産物も元気に育っていますね。
そもそも、美瑛の丘のことを、よくパッチワークと言いますが、どうしてパッチワークになるのでしょうか。
それは、美瑛では、沢山の農産物を育てているのですが、毎年同じ場所で同じ作物を作ると、栄養が偏ってうまく育たないため、毎年、作物の場所を変えながら、育てているんです。そのため、同じ作物を広大な土地で一面に作るのではなく、パッチワークのように、色々な作物の畑が、並んでいて、毎年毎年、植える作物の場所を交換しながら育てているんです。それで、パッチワークのように、畑が途切れ途切れになるんですね。
北海道の大地で美味しい農産物をたくさん作ってきた知恵が詰まったものがパッチワークだと考えると、また一段とこの景色が素晴らしく見えますね。
美瑛の人々が一生懸命つくりあげた農産物とそしてこの圧巻の景色。ごちそう様です!