札幌のすすきの、といえば北日本を代表する繁華街。とてもお店の数が多く、旅行で出かけてもどこに入ったら良いのかわからない、という方も多いのではないでしょうか。
すすきののお店は、いろいろな観光ガイドで紹介されていますので有名な所はそちらに任せるとして、今日はちょっと穴場の、そして昔はどこにでもあったアットホームな居酒屋さんを紹介したいと思います。
すすきのの居酒屋さん、「一休」を紹介します。
すすきのに数多く居酒屋さんはあれど……
すすきのは先ほども紹介したとおり、数多くの飲食店が存在しています。大手のチェーンももちろん展開されていて、日々多くの人で賑わっています。でも、そういったお店は全国どこにいっても同じメニューで同じ味、ということがほとんど。
せっかく北海道に旅行に来ですすきので飲む、という時に、チェーンだとなあ、、、とちょっとおっしゃる方は多いのではないでしょうか。
今日ご紹介する「一休」さんは、一見するとちょっとわかりづらい場所にあります。上の写真のように入り口には小さなのれんがあるだけ。お店自体は階段を上って2階にあるので、なかを伺い見ることもできず、ちょっと敷居が高そう、、、なんて感じてしまうのも事実です。
でもご安心を。
本日紹介する内容を見ていただければ、すっといつでも気軽に入れるお店、ということがわかってもらえると思いますよ!しかもまったく気取ったところがないのもこのお店の魅力だったりします。
今時、こんなお店は珍しいのではないでしょうか??
一休の店内へ!
さて、写真ののれんをくぐり、そして階段を上っていくと、右側に「一休」さんの入り口があります。「ガラっ」と開けてみると、そこは昭和のムードが一気に広がるんです!
お店の大将と、そしてお手伝いの方だけで切り盛りしている店内は、良い意味でいろんなものがごっちゃりとしていて、「ああ、こんなお店懐かしいな」と感じること間違いなしです。
店内にはテレビの音、料理をする音、そしてお客さんの会話の音が密度高くただよっています。カウンターに1人で座っていても、気にせず飲める、そんなお店です。
特別奇をてらったところもない普通の居酒屋さんですが、そこがなんともいいんです。この日も、多くの方が思い思いのスタイルで、料理とお酒を楽しんでいたのが印象的でした。
そんな店内、1歩進んでみると、、、、
なんとテーブル席は存在せず、すべて小上がり(お座敷)の席のみなんです。
こんなところにも、アットホームさがにじみ出ていていいですね。思わず、長居しちゃいそうです。
さっそく注文!メニューの数々を堪能する
そんな一休さんのメニュー、やっぱりいい感じです。
気になるものがたくさんありますよ。定番の料理から刺身、焼き物、揚げ物、丼から北海道ならではのジンギスカンまで、、、もう迷ってしまいそうです。
その他にも、その時々のオススメが別メニューでホワイトボードに書かれているです。本州ではなかなか味わうことができないものまであって、これは必見です。
では、その中から本日チョイスしたメニューを少しご紹介しましょう。
白子のポン酢あえ。北海道では「たちぽん」がメジャーな呼び方。
こんなおつまみですから、そりゃもう日本酒がばっちり合っちゃいます。
どのメニューも、飾り気なし。逆に、そっけないくらい。でも、家庭的でどれもとてもおいしい。だからこそ、ゆっくりとまるで実家に帰ってきたかのような感じにさせてくれるんです。気の合った仲間や友人との会話もとても弾みますし、普段話したことのないことも、ここなら許してくれそうです。
〆はやっぱり北海道ならでは
最後は、やっぱりジンギスカンが食べたくなります。
北海道ですからね。
一休さんのジンギスカンは、もちろん生ラム。そして味付けは塩味です。がっつりとニンニクが効いたパンチのある味で、これ、ちょっと病みつきになりそうです。
この「塩ジンギスカン」は、一休さんの名物料理。あっちのテーブルでも、こっちの席でもオーダーが入っていました。来店した際には、ぜひ注文してみてはいかがですか??
いかでしたか?
チェーン点ではない居酒屋さんは地方に行けばまだまだ存在していますが、すすきののような大きな繁華街でみつけるとなると結構大変。こぢんまりしていながらも、独特の雰囲気とそのアットホームな店内で、とってもくつろげるのでした。
すすきのにお出かけの際には、ぜひぜひ検討してみてくださいね!
居酒屋 一休
住所:北海道札幌市中央区南6条西3丁目
交通:東亜会館2F 豊水すすきの駅より徒歩5分。
7番出口より西に1つ目の角を右に曲がり、次の角「ぱりくらぶ」を左折。
おふく会館隣。
TEL:011-512-3198
営業時間:月~日、祝日、祝前日: 18:00~翌6:00
定休日:なし