こんにちは。最北の海鮮市場です。今が旬の水揚げしたての「生うに」。口に入れるとトロ~っと、すぐになくなってしまいます!
生うにを味わうなら=「生うに丼」・・・だけじゃない!
あったか白いご飯に、生うにを乗せて、お好みで海苔や紫蘇と合わせて食べるどんぶりは最高ですよね。新鮮な生うにはそのまま食べるのが一番おいしいですよね。と私も思っていました。・・・ところが、「生うに」より好きかも!という食べ方が出てきちゃったんです。という事で、うに丼とは違った生うにの美味しさを本日はご紹介いたします!
手作りの「塩うに」づくりに挑戦!
よく瓶などに入っている「塩うに」。これを自分で作ってみました。
瓶に入っている「うに」って自分ではなかなか作れないんじゃないかなと思うんですが、実際に作ってみるとこれが、結構簡単で超絶美味しいんです!という事でご紹介いたします。
まずは塩水うにを開封します。
塩水パックをあけていきます。プラスチックの栓みたいなものをぐるっとはずしていくと簡単にとれます。
塩水から生うにを取り出します。
蓋を開けると、塩水にぷかぷかと浮かんだ生うにが。これを取り出していきます。
取り出しやすいように取っ手がついてます。
このプラスチックの板を上げると、水を簡単に切ることができるんです。
残った塩水を捨てます。
できあがりです!
これだけでも十分美味しそうですが、この生うにを使って、これから手作り塩うにをつくっていきます!
準備するもの
・塩
・キッチンペーパー
手作り塩うに作りスタート!
まずはこのキッチンペーパーの上に生うにを一つずつ載せていきます。
この時、お箸や網などを下に敷いておくとウニの水分を水吸いやすくなりますよ。
うにを1粒ずつ丁寧に乗せていきます。
この作業やってみるとわかるのですが、ついつい真剣になってしまいます。
美味しい塩うにのために「一粒入魂」です。
のせたところから、じわ~っとウニの水分が染み出してきます。これで余分な水分を取り除き、濃厚な「塩うに」が出来上がるんです。
塩を振っていきます。
今回は甘塩仕立てにするため、2gほど塩を振りました。
お酒のアテに使うなど、濃いめがお好みの方は5gほど塩を振ると塩味の効いた塩うにになりますよ。
うっすら塩がかかっているのが、見えるでしょうか?
この状態から少しうにを寝かすことで旨みがギュッと凝縮されます。
冷蔵庫で30分程寝かします。
うにの上からさらにキッチンペーパーをかけて、冷蔵庫に30分程度入れておきます。
30分後…
表面に照りが出ました。身も少し締まって縮んでいます。
寝かせる時間はお好みですが、半レアの塩ウニは手作りでしか作れない味ですので、ぜひ半レアの塩うにご堪能くださいね。
はじめての手作り塩うにが完成!
ちょっとしたお皿に盛ってみました。うにの形がしっかりしています。こんな、塩うには、見たことない!
旨味が凝縮!自分で作るのが無添加の証拠!
自分で作るからこそ、自信をもって「無添加」と言えますね。うにと塩だけの美味しさです。1粒をじっくりと噛みしめると、口の中にねっとりとした甘みが広がり、濃厚なうにの美味しさが楽しめます。生うにを豪快に箸でかきこむ贅沢ももちろんですが、この手作り塩うにで、じっくりとうにの美味しさをながーく楽しむのもいいですね。これはオススメです!
「塩うに」なら、ご飯に「ちょん」でご馳走に!
生うになら、ごはんが見えないくらい乗せちゃいたいですが、塩うになら、ごはんに少しで美味しい旨味を堪能できます。ローストビーフや、さっと炙った牛ロースなんかに乗せてもご馳走になります。
おススメのレシピ「絶品ウニにおにぎり」
ごはんの上に塩ウニをちょこっと乗せて海苔で巻くだけなので、とっても簡単です。
ウニの方からパクっと1口食べてみてください。
「旨い!」
口に入れた途端、パリっとした海苔の食感の後にうにの旨みがじゅわ~っと口いっぱいに広がります!
噛むたびに海苔とウニの香りが鼻を抜けて、ウニ好きにはたまらない逸品です。
自分好みの手作り「塩うに」作ってみませんか
という事で、とれたての味わいを楽しむ生うにを使った塩うにのご紹介でした。いやー塩うにも美味しそうだけど、せっかく新鮮なんだから生で食べたほうが美味しいよと、思われる方もいらっしゃると思います。私も本当にそうだったので(笑)
しかし実際に作ってみると、まずはとっても楽しいんです。うにからじっくりと水分が浮き上がってくるのを見ると、塩うにの完成が待ち遠しくて何度も見てしまいました(笑)そして、塩うにはなかなか食べづらくて敬遠してましたが、この自分で作った塩うには絶品ですよ。
新鮮なイカで、美味しい塩辛を作るみたいな感覚でしょうか。新鮮な生うにで美味しい塩うにを作ってみませんか。お塩を岩塩にしたり、少し中をレアに仕上げて、外側が塩うに、中がとろっと生うにみたいな半生塩ウニなんかもいいですね。ぜひ自分好みの塩うにを作ってみてくださいね。