北海道へ行こう!

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なにもかもが大きくて大胆!室蘭の老舗洋食屋さん「ノンシャラン」

今回は、鉄鋼業で栄えた室蘭にある洋食屋さんのご紹介です。

洋食屋さんという名前の響きはもちろんのこと、地元で愛され続けているということも加わって、以前から気になるお店ではあったのですが、数年前に訪れてからというもののすっかりファンになってしまいました。

お味もさることながら、このお店の最大の特徴がこのあと明らかになります。

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室蘭の洋食屋さん「ノンシャラン」さんにお邪魔しました。

室蘭の街

室蘭は、古くから鉄鋼業を中心に栄えてきました。

造船や石炭の積み出し、石油精製など北海道工業地域として発展した工業都市で、大きな製鉄工場があることでも有名。そのため「鉄のまち」と言われてきました。もちろん、そんな工業都市としての顔の他にも、近くにある測量山(そくりょうざん)は渡り鳥の中継地として有名で、これまでに200種類もの野鳥が観測されてたりします。

また、室蘭近海はイルカ・クジラなどの海洋哺乳動物に出会える機会もあって、「ネイチャーウオッチング」も参観なんだそうです。

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最近は鉄鋼業が落ち着いてはしまいましたが、工場夜景や白鳥大橋などがとても有名な室蘭。静かな街ですが、とてもみどころの多い魅力的な街でもあります。

今回ご紹介する「ノンシャラン」さんも、上の写真の白鳥大橋からほど近い場所にあります。そして、工場地帯からもごく近く、室蘭港も隣接した場所にあるんです。

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製鉄や造船が盛んな街のこと、力自慢やお腹を空かせた男性が多いのかもしれません。これが、実は「ノンシャラン」さんの特徴を作ったのかもしれない、とふと思ってしまうのでした。

さて、その秘密とは??

早速注文!名物のポークチャップ

お店に入ると、オープンキッチンのカウンターが目に飛び込んで来ます。

実はこの席、特等席なんですよ。
親子で切り盛りされているシェフの料理を間近で見ることができます。

今日もいつも注文している名物の「ポークチャップ」を注文しました。

すると、、、、

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どん!

…と出てきた大きなお肉のかたまり。

ははーん、ここから切り分けていくんだな、と思っていると、塩を振って小麦粉をつけたと思ったらもう焼いてしまうではないですか! えっ?そのまま??  …と最初は思ってしまうことでしょう。

フライパンでお肉の両面にしっかりと焦げ目をつけたら、あとはフライパンごとオーブンの中へ!

うーん、豪快です。

そして、待つことしばし。
できあがってきたみたいですよ。

超弩級の豪快さ!

それは、食べる人を圧倒するボリュームです。

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それがどのくらい大きいか、は、フォークとナイフの比率で見て下さい!

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厚さ2㎝、400gはあろうかという大ボリューム。
熱々の鉄板の上に濃厚なデミグラスソースがのっているのですが、今にもこぼれそう。付け合わせのお野菜は、肉の下に隠れてしまって見ることができません。

ナイフで切ってみると……

中から肉汁があふれ出すジューシーさ。

フライパンでつけた焦げ目と、オーブンで火を通すこの焼き方がこの肉汁の秘密なのでしょう。自慢のデミグラスソースをたっぷりとつけて食べれば、それはもう至福の時が訪れます。

うーん、

おいしいです!

これだけではない、すべてが大きい!

ここノンシャランさんのお料理ですが、大きいのは名物ポークチャップだけではありません。

他にも、ポークカツレツ、ポークジンジャー、ハンバーグ、オムライス、チキンソテー、ビーフストロガノフ、ピラフやパスタ、サラダなど、洋食屋さんとしてのメニューどれもがボリューム満点。

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でも、不思議とぺろっと食べられてしまうのはなぜなのでしょう?

ご家族連れやお年寄りの方も来店されるのですが、みなさん残すことなく平らげてお帰りになります。そしてどのお客様も満足げな顔をしていらっしゃるのがとても印象的でした。

鉄鋼の街として栄えてきた室蘭。

大変な仕事を支えてきた人々はきっとお腹を空かせていたに違いありません。
そのお客様の要望に応えて、きっとここノンシャランさんの提供するお料理は大きくなったかもしれません。そう考えると、シェフの愛情が垣間見られるステキなお店ですね。

普段はもくもくと料理を作っていらっしゃるシェフですが、きっとこれからも地元の方の「おなか空いた!」に応えていくことでしょう。

ノンシャラン

住所:北海道 室蘭市 築地町 89-40
交通:JR室蘭駅から1.6㎞程度。
TEL:0143-23-6365
営業時間:昼 11:30~15:00 (ラストオーダー13:50)
夜 16:30~20:00 (ラストオーダー19:50)
定休日:月曜日 祝日と重なった場合は営業し、翌日が休み

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