北海道旭川のお酒が楽しめるお店の紹介です！しかも！今回ご紹介するのは、昭和の旭川の雰囲気を感じられる老舗のお店なんです。

昭和にタイムスリップ！旭川５・７小路「ふらりーと」

お店の紹介の前に、お店付近に到着した時点でもう昭和にタイムスリップしたような雰囲気。旭川の買物公園通りを旭川駅から反対側へむかって歩くとまずは、サンロク街、そして、もう5分ほど歩くと現れるのが、この５・７小路「ふらりーと」いきなりここから、昭和の雰囲気が漂う通りに変わって、ひとりでもふらっと入れるようなお店が１０軒以上も！その通りを歩くだけで次々とふらりふらりといきたくなるようなそんなお店ばかりなんです！その中でも今回ご紹介するのは、

昭和25年創業！旭川焼鳥専門店「ぎんねこ」

そうです、焼鳥専門店「ぎんねこ」です！ここは、創業が昭和25年という事で、60年以上の歴史がある老舗。のれんからももう歴史が感じられます。今回は、ちょっと飲むには早い夕方16時ころにいけば絶対空いているはずだ！と思って行ったのですが、もう結構な人がいて混み合っておりました！さすが人気店！早速店内に入ると、初めてでもなんだかすぐに馴染めそうな親近感があるようなお店の雰囲気。これは一人でもふらっと気軽に入れるのでオススメです。そして、席に座ると、まず正面には、「狸八相」。昭和の時代からあるそうで、額縁からも歴史を感じられますね。ここで、昔からこういった事を大切にして、伝統を守り続けてきたんですね～。そして、きました！懐かしのアレ！「黒電話」！昔は皆そうでしたよね。あぁ～懐かしいです。店内だけでも興奮するんですが、早速まずは１杯いっちゃいましょう！カウンターのテーブルも昔からの使い込まれた雰囲気でとってもいいですね。そして、お通しは特製のキャベツのお漬物。ビールが進みます！

冷凍していない生肉で作る焼鳥

そして、つづいてメニューをみるとやはり、焼鳥専門店のメニュー。そして、この焼き鳥は全て冷凍していない生肉で作るので、鶏の味がしっかり濃厚なのとあとはハリのある弾力や食感なども楽しめるんです。これを昔からずーっとこだわり抜いて伝統を守り続けているんですね。

秘伝の「焼き塩」、昭和から継ぎ足す伝統の「甘辛タレ」

そして、鶏の素材もさることながら、やはり味付けもとってもこだわりがあるんです。まずは「かしわ(鶏肉）」を「焼き塩」で注文してみました。鶏肉の上に塩がはっきり見えるほどのこの焼き塩。食べると、まずはガツンと塩のパンチが来るのですが、噛んでいくと鶏の肉汁にお塩が溶け込むような感じで、とってもまろやかで鶏の素材そのものの味が口いっぱいに広がるではないですか！これは、絶品です。そして、もうひとつが、甘辛タレ。これは豚レバーでいただきました。これも昭和の時代から継ぎ足し、継ぎ足しで守り抜いてきた伝統の味わいだそうで、色が黒っぽく歴史を感じさせるタレなんです。しかし、食べてみると全然とんがった味ではなく、意外とまろやかなんです。甘みも自然の甘みで、そして炭火で炙った香ばしい香りにビールが進んで仕方ない味です笑

旭川名物「新子焼き」？何て読むの？

そして、実はこのお店の名物とは！そうです！新子焼き。一体なんだろう？そもそも読み方は？この読み方は、「しんこやき」と読むんです。これは旭川に住んでいる人なら知らない人はいないんではないでしょうか。どういう食べものかというと若鶏の手羽も含む半身焼きのことなんです。この店にきたら、これを食べないとはじまらない！というほどの名物なのですが、夕方で全然お腹がすいておらず、今回は苦渋の選択で断念・・・！ごめんなさい！でも、他のお客様の新子焼が焼かれているところを特別に撮らせていただきましたよ♪ちょっと申し訳なさそうにささっと写真を撮ったので少しぼけてしまってますが、もう焼いているときから鶏の脂がじわ～と出てきて、とってもしっとりジューシーな感じでした！次回は絶対食べてご紹介します！

という事で本日は北海道旭川の老舗中の老舗、焼鳥専門店「ぎんねこ」のご紹介でした！
北海道旭川の夜。観光で疲れた体を癒してくれるそんな人情あふれる大衆酒場。ふらっと入って、北海道の歴史を感じながら、そこにいる常連さんとわいわいお話して楽しむのも旅の醍醐味ですよね♪ぜひ、旭川にお越しの際は、行ってみてくださいね～♪

焼鳥専門「ぎんねこ」

住所：〒0700035 旭川市5条通7丁目 5・7小路ふらりーと内
交通：JR旭川駅前より徒歩約10分～15分
TEL：0166-22-4604
営業時間：13:00～22:00
定休日：月曜日
※駐車場なし（近くにコインパーキングあり）