こんにちは、最北の海鮮市場です。
当店のある旭川では最低気温が1桁になるような日もあり、昼夜の寒暖差がどんどん大きくなりつつあります。
オーナーの皆様も季節の変わり目にはお気を付けくださいね。
先日収穫を終えたオーナー様のきたあかりの仕上がりはどうなのか?農家の畑さんにお話を伺うため、さっそくオーナー様の畑まで行ってきました!
秋の訪れを感じる道中
峠では既に紅葉が始まっていました。
まだ一部分しか色づいてはいませんが、あと1週間ほど経つと北海道のいたるところで、見ごろを迎えるんですよ♪
北海道には桜のお花見のように、紅葉を見ながらご飯やお酒を楽しむ「観楓会」という文化があります。
今年は開催が難しそうですが、毎年この時期はBBQをしたりして紅葉を楽しむんですよ^^
そんな紅葉に思いを馳せていたら、突然大雨が!
天候が変わりやすいのも秋らしいですね。
ただ、取材が無事できるのか・・・不安になりながらも現地へ向かいました。
無事に晴れて、取材開始!
晴れました!(一時はどうなることかとヒヤヒヤしました。)
畑さんの所へ向かいます。
重機に乗って颯爽と現れた畑さん。実りの秋ということもあって、農家さんは大変お忙しそうです!
黒い袋の中にはオーナー様のきたあかりがたっぷり入っています。
1ヶ月かけてじっくり熟成しています。
収穫されたじゃがいもは、すぐにオーナー様にお届けするわけではなく、倉庫の中で一定期間寝かせて熟成させます。
掘り立てのじゃがいもを食べたいところですが、じゃがいもは1ヶ月ほど冷暗所で寝かせると、美味しさがグッと増すんです!寝かせることでじゃがいもの中のデンプンが糖へと変わるため、甘くてホクホクに仕上がるんですよ^^
1つ1つ手作業で選別していきます。
畑さんから「今日から選別や磨きの作業を始めるよ」とのお話を頂きました。
ぜひ様子を見せてくださいとお願いしたところ、快く見せてくださいました!
(実はスタッフもこの作業の様子は初めて見ます!)
一瞬「!?」となってしまう光景ですが、黒い袋の中にあるきたあかりを選別用の機械に流し込んている様子です。
大量のきたあかりがどんどん流れ込んて行きます。
これからまだまだ熟成をするため、皆さんのじゃがいもをチェックしてくれています。どうしてもじゃがいもを貯蔵する中で、傷がひどく腐ってしまうものなどが出てきます。こういうものを一緒に熟成すると、腐れが広がってしまったりするので、選別をしてくれています。
大きな傷がついてしまったものや傷みの激しいものを瞬時に見極めて取り除いていきます。
手際の良さに見入ってしまって、しばらくシャッター切るのを忘れていました(笑)
お届けするきたあかりは、採れたものをできる限りそのままお届けする為、小さな傷や、大きさのバラつきが多少ありますが、1つ1つ確認して状態の悪いものは取り除いていますのでご安心くださいね。
選別が終わったじゃがいもは、土や泥を落とす「磨き」という作業をするとのことでした。
収穫が終わった後も、これだけの手間と時間をかけてくださっています。美味しい食材の裏側にはたくさんの人が関わっていることを再認識しました。
発送は早ければ10月中旬から。
「順調に作業が進めば、今月の中旬くらいから発送できると思うよ!」と畑さんが教えてくださいました。
春からお待ちいただいているオーナーの皆様、あともう少しお待ちください!オーナー様の元へは10月下旬ごろお届けになるかと思います。
きたあかりの状態も良く、今年も美味しいきたあかりをお届け出来そうとのことでした♪
取材終了後、畑さんはすぐに作業へ戻られました。(お忙しい中ありがとうございました!)
オーナーの皆様は、「きたあかりをどんな風に楽しむか」「保管場所の確保」など、心の準備を進めておいてくださいね♪
それでは次回の生育日記も楽しみにお待ちいただければと思います。
今の畑の様子は…?
種イモを植えたときから観察し続けてきた、オーナー様の畑は今どうなっているのでしょうか?
気になって帰りに寄ってみました。
…わかっていましたが、何もありません(笑)
何もありませんが、この荒っぽさが役目を終えた畑の貫禄にも感じます。
何年も同じ畑で栽培をすると、病気にかかりやすくなったりする事があるため、来年はまた別の畑で栽培をするんですよ。なのでこの畑はこれで見納めかもしれません。来年はどこの畑になるのかな~と、早くも考えてしまいました。
次回の生育日記が今年の最終回になります。
実際にオーナー様に届く直前の様子を取材してくる予定ですので、楽しみにして頂ければ幸いです。
>>北海道産きたあかりシェアリング(オーナー権)はこちら
(2020年の販売尾は終了しました。次回は2021年5月頃より予約受付開始予定です。)