北海道の赤ウインナーと言えば、「魚肉」。お魚って骨があって食べるのが面倒。なんて方もいらっしゃると思いますが、北海道の赤ウインナーには、主原料がお魚で、スケトウダラやホッケの他、お魚がいっぱい入っており、中には魚の骨や皮まで粉砕されて入っているんです。「お魚を美味しく、そして楽しく食べよう!」という事で、今回はそんな北海道の赤ウインナーの食べ方をご紹介いたします。
※北海道の赤ウインナーは「魚肉」について詳しくはコチラをご覧ください。
北海道の懐かしい昭和の赤ウインナーは「魚肉」です。の記事はコチラ
北海道の赤ウインナーは切り方が重要
赤ウインナーというと、たこさんウインナーを思い浮かべると思いますが北海道の赤ウインナーは魚肉が主原料で中がふわふわのすりみのような食感のため切り方ひとつで、美味しさが変わるんです。そのため当店スタッフが色々な切り方にチャレンジしましたので、参考にしてみてくださいね。
レギュラー切り(斜め)
圧倒的王道の斜め切り。これはできる限り深めにカットするのがコツです。ふっくらとふわふわの身が顔を出してくれます。皮のプリっという食感とすりみのふわふわが両方バランスよく楽しめます。
斜めひねり切り
ふわふわのすりみの食感を一番楽しむならコチラがおススメです。切り方は、こんな感じで削ぐようなカット方法で楽しめます。火を通すとクルンと可愛く開いてくれます。
チェック切り
口の中で、プリプリプリッと面白い食感になるのがチェック切り。深く切りすぎると、ただのみじん切りみたいになってしまうので要注意です。
縦チェック切り
うまく縦だけ切り目をつけるのが大変でした。切るのが難しいです。
ストライプ切り
チェックがあるなら、ストライプも・・と思ってやってみたのですが、意外とありです。プリッという歯ごたえが強めでなかなか好きでした。
回転切り
一筆書きのように、包丁を螺旋状にずーっと切り目を入れてみました。回転切りの良いところは、短い赤ウインナーが長くなりました!ただ、包丁が使えない私には、少し難しかったです。
番外編(水玉)
爪楊枝で穴を開けてみましたが、火を入れてもぜんぜん見た目が変わらず、うんともすんとも言いません。失敗。
やっぱりコレもやってみよう。
たこさんウインナーって、お恥ずかしながら実際に作ったことがなくて、実際に作ってみることにしました。
王道のタコさんウインナー(みずだこ・いいだこ)
左側が足の長い、いいだこ、右側が足の短いというか頭が大きくてふやふや~っとしているイメージなので、頭を大きくしてみました。足を長くするとクルクル丸まりすぎて、ちょっと足がお行儀よく、均等にならなかったです。
カニさんウインナー(ズワイ、タラバ、毛ガニ)
しなやかで足長のズワイガニ
両端をハサミで切り込みを入れるのですが、ズワイガニは足が長くて、殻もゴツゴツしておらず、ツルっと滑らかな殻をイメージしました。
迫力の本タラバガニ
迫力があんまり出しづらいですが、足は太くて、甲羅もゴツゴツとしたとげがあるかにの王様タラバガニをイメージしました。
北海道ならではの毛ガニ
毛ガニは足が短く、繊細な毛が多いのが特徴ですので、爪楊枝でこまかく穴を開けてみました。
豪華!三大ガニです(笑)
3つ作ったのでどうしてもやりたくなってしまいました。。。すみません。
番外編(ナマコ)
はさみでポチポチと切り目を入れてみました。これは、まぁ好みですね。見た目がナマコに見える気がします。美味しそうかというとうーん・・・。もちろん、味は美味しかったですよ。
番外編(ヒト?)
ちょっと可愛いお人形みたいなものが作れるかなと思って、作ってみたのですが、完全に妖怪みたいなものになってしまいました・・・。
お好きなカットで楽しく
よくできたものから、うーんというものまで、色々試してみましたけれど、これだけ色んなカットでケチャップ炒めを作ると同じウインナーでも見た目も食感も色々な美味しさが楽しめます。
ぜひ北海道の美味しい魚肉赤ウインナーで、魚を美味しくそして楽しくお召し上がりいただけたら幸いです。