おはようございます。
ただいまの時刻は、朝の6時半!気温は20℃ほどですごしやすい天気です。
田んぼアートの絶好の取材日和です。
1回で見つけられたらラッキー!?田んぼアートまでの道のり
あたり一面田んぼの中に1箇所だけアートが描かれているんです。
はっきり言って、素人目からみると
「どこの田んぼも一緒!」
右をみても、左をみても田んぼ・田んぼ・田んぼ・・・(笑)
旭川市街からは、国道40号線を北上して田んぼアートへ向かいます。
同じような景色が続くため、曲がる場所を見逃して行き過ぎてしまったり、早く曲がって迷子になったりと本当にたどり着くまでが難易度が高いんです。田んぼアートを見つけることも、田んぼアートの楽しみかもしれませんね(^-^*)
でも、ご安心ください。
そんな私たちのために、JAたいせつさんが道しるべをご用意してくれています。
↑「田んぼアート 左折」と、看板があるのわかりますか。
この看板がこのあと数回案内してくれますので、見に行きたいという方はこの看板を目に焼き付けてください。
田んぼアートと書かれた看板が近づいてきました。
この道路を直進した先の左側に白い建物が見えます。あのあたりが田んぼアート会場です。わくわくしますね♪
道路わきには、マリーゴールドのオレンジ色の花がびっしり。オレンジロードと呼ばれるようで田んぼアートの場所に着く前から、とてもきれいです。
JAたいせつ「田んぼアート」とは
「田んぼアート。」皆さん、ご存知でしょうか。その名のとおり、田んぼがアートになるというもので、「広大な大地」でかつ「米処」でないとつくり出せないため、なかなか限られたところでしか作ることができません。そのため、観光スポットとしても人気があるんです。北海道の旭川では2006年から今年で12年目となりますが、毎年、毎年違った、その年だけの田んぼアートが見られるんです。田んぼアートは広大な土地で描かれるものですので、当然、周りはすべて田んぼです(笑)
田んぼアートのビュースポット「見晴台」
田んぼの真ん中に、ど~~んとそびえたつ工事現場でみる足場。
これは高いところから田んぼアートを見て頂くために建てられた仮設展望台の「見晴台」なのです。
近くで見てみると・・・
まさしく、建設現場でみかける足場ですね。
では、さっそく上ってみましょう!!
入場するためには「見晴台カード」が必要です
入り口横には、上るための注意事項が書いてあります。
※見晴台に上る前に必ずお読みください。
・安全のため、見晴台の定員は20名とします。
・見晴台へ上る際は、「見晴台カード」を一人一枚とり、見学終了後には必ずケースへご返却願いします。
・見晴台カードがケースにない場合は、カードが戻るまで上らないでください。
仮設の展望台のため、定員は20名となっております。展望台が広いのでもっと定員を増やせるのでは??実際に上ってみて思ったことは、人が歩くだけで展望台が少し揺れるので地味に怖い(笑)
こんなところに20名以上上ったら、グラグラで怖すぎます。なのでちゃんとルールは守りましょう(^-^*)
定員20名をコントロールする画期的なツールがこれ!
見晴台カードなんです。
階段の上り口に見晴台カードが入っているケースがあります。ここから見晴台カードをとって上っていくのです。そして、降りてきたらここにカードを返却するというルールなんです。ケースの中に見晴台カードがない場合は、20名の方が上っているということがわかるシステムです。すごいアイディアですよね。ぜひ、みなさんルールを守って安全に楽しみましょう♪
ちょっぴり怖いが見晴らしは最高です!
階段は大人一人が通れる幅で、ちゃんと手すりが付いているので安心です。一歩一歩登っていくと、階段の隙間から見える地面をみると、結構な高さでドキドキです。そして、
階段を上り詰めた先には開放的な景色が待ってました!
見てください!!この眺め!
ドキドキしながら階段をのぼってきたかいがあります!
見晴台から見る田んぼアートは圧巻です!!
今回は見えづらいですが、左に北海道150年のマークが。今年で北海道と命名されてから150年。こちらを記念した動物たちが描かれているようです。田んぼアートは巨大なため、写真で撮ろうとするとこんな感じで全容が見えないんです。3枚の写真を撮ると、全体像がわかるという形です。こちらが真ん中。そして、このような圧巻の田んぼアートとなっております。
もっと高いところから見たい!ドローンで見てみよう!
稲が色づく8月上旬にドローンを飛ばして、空撮しました。
スゴイ迫力ですよ!!!
ぜひ、ご覧ください↓
気に入っていただけたら「saihokチャンネル」の登録をお願いします(^-^*)
あれ?倉庫に張り紙が・・・
ドローンの飛行は禁止しております。
空撮をされたい方は、JAたいせつさんに事前に許可を頂いてくださいね。
今回の撮影に快く許可を下さったJAたいせつさんに感謝です。ありがとうございます。
カラフル6色の稲でお絵かき
こちら6色の色で田んぼにお絵かきをしているアートなのですが、もちろん全部「稲」なんです。
左から、黄稲、紫稲、べにあそび(赤)、きらら397、ゆきあそび(白)、あかねあそび(紫)と6種類の稲で作られたアートなんです。近くで見ると、緑と紫の稲が植えられていて近くでみてもとてもきれいです。このあたりの稲ですと、何種ものの稲が複雑に植えられていますね。きっと植えるときに線をつけてそこに沿って植えていったんだろうな~などと考えるととても面白いですね。
地域のみなさんが一丸となって作っています。
この田んぼアート。もともとなぜ始まったのかというところですが、JAたいせつ青年部さんが中心となり、「魅力ある農業」と「地域の活性化」を願い、この取り組みを始めたそうです。北海道の農業を盛り上げようという取り組みは色々とありますけれど、こういう取り組みもあるのですね。実際にお米をつくる農家さんがこんな楽しい取り組みでお米を植えることで、子供たちもお米づくりに興味を持ってくれるでしょうし、観光スポットとして多くの方が訪れて、この豊かな自然の中でつくられる美味しいお米の存在を知ることができます。北海道の農業ものづくりをこのような形でPRしてくれているのが、旭川田んぼアートなんですね。そういうものを知った上で、田んぼアートを見ると地域のみなさんのがんばりが伝わってきますね。田んぼアートの周りには、きれいなお花が咲いていて地域の皆さんが稲だけでなくぜひ来てもらいたいという気持ちで植えてくれたものなのだなと思います。
ぜひ北海道旭川には、あさひやま動物園や、日本酒で有名な男山、そして、買い物公園通りなど色々なみどころがありますが、この田んぼアートも候補のひとつとして参考にしてみてくださいね。
旭川田んぼアート2018
場所:北海道旭川市東鷹栖7線18号 東和農場(代表:佐藤真晴さん〉所有地