生サンマの季節がやってきました!
このたびは、当店の生サンマを取り寄せいただき、ありがとうございます。
今回ご注文いただきました生サンマは、独特の旨みが濃厚で、脂ノリも良く、秋がきた~!と季節を感じる美味しさです。今回は、当店の生サンマを美味しくお召し上がりいただくために、実際に商品が届いた時の保存方法から、美味しくお召し上がりいただくためのレシピまでご紹介させていただきます。
このページを参考に、旬のサンマの美味しさを楽しむ素敵な時間をお過ごしくださいね。
もくじ
生サンマの美味しい食べ方
この旬の味覚「生サンマ」は、脂がのっていてジューシーなのが特徴なので、一般的にはこんな食べ方でお楽しみいただけます。
・生サンマのお刺身
新鮮な生サンマの一番オススメの食べ方は、何といっても「お刺身」。脂がのっていて口の中でトロけます♪トロける身に詰まった旨みは、旬の醍醐味といってもよいのではないでしょうか。そして、もうひとつこちらもはずせないのがコチラです。
・焼きサンマ
これがまた秋の味覚の生サンマですと、皮がパリパリで香ばしく、中には脂ののったジューシーなサンマが!大根おろしを添えたらもうたまりませんね(笑)以上が代表的サンマの楽しみ方ですが、ここより下は、美味しく食べるために大切な「届いてからの保存方法」をご説明いたします。
当店の「生サンマ」の取り扱いについて
当店ではこの旬の美味しいサンマを、この季節だけ北海道からチルド(冷蔵便)で2kg箱に詰めてお届けいたします。箱の中には、氷水とピチピチのサンマを入れてお届けしておりますが、冷蔵便のため配送途中に氷が溶けていきます。できる限り鮮度を保つように、保冷剤を入れて、保冷効果の高いアルミ製のフィルムに入れてお届けしております。(保冷剤は洗うと再利用できるので、とっておくのもオススメです。)先ほどもありましたが、冷蔵便でお届けするため氷が溶けてしまい、水だけの状態でお届けになる場合もございます。その場合はビックリされるかと思いますが、冷蔵便でお届けしておりますので、ご安心ください。しかしながら「水がぬるい」や「臭いがする」などがある場合は、すぐに当店までご連絡くださいね。
サンマの保管方法(冷蔵保存)
生サンマはとっても美味しいのですが、さすがに10尾以上を一度に食べきれませんよね。そんなときは、冷蔵庫で保存することをオススメいたします。ということで、簡単にサンマの冷蔵保存の方法をご紹介いたします。
1.生サンマを、水道水で水洗いします。2.キッチンペーパーやさらしなどで水気をとります。3.ラップにまいて、冷蔵庫で保存
冷蔵庫で翌日くらいにお召し上がりいただけるなら、頭と内臓をつけたまままでもOKですが、2~3日おくようなら頭と内臓をとってからラップにまいて保存をオススメいたします。また、どうしても数日で食べられなくて冷凍保存するなら頭と内臓をつけたままそのまま冷凍してしまったほうが良いです。せっかくの旬の味覚ですので、できる限りお早めにお召し上がりいただきたいのですが、もしすぐにお召し上がりいただけない場合は、上記の保存方法で美味しくお召し上がりくださいませ♪
刺身で美味しい生サンマを選びます(見分け方)
刺身にするなら、刺身で美味しいサンマを選びましょう♪
・「目」「くちばし」「姿勢」で選ぶ
鮮度が良い秋刀魚は「目」と「くちばし」と「姿勢」で見分けます。
まずは、くちばしが黄色いこと。こちらは脂ノリが良い証拠といわれているので、くちばしが黄色いものを選ぶと良いですよ~♪また、目にくすみなく、血がにじんでいないものが鮮度が良いといわれています。また、最後の「姿勢」。姿勢?って何?と気になっている方もいらっしゃるのではないでしょうか。これは、秋刀魚の魚体がシャキっと姿勢が良いかどうかです。ピンとしているサンマは鮮度が良いのでできる限り、シャキっとした姿勢の良いものを選んでください。
・「大きさ」で選ぶ
あとは、太っていることも刺身に美味しいポイントです。まんまるの大きいサンマは脂のり抜群ですよ♪もしこの中で選ぶとするなら、赤い丸がついているのが一番お刺身に向いたサンマです。当店では出来る限り大きく太ったサンマを入れてはいますが、それでも年々サンマの魚体は小さくなってきておりますので、もし頭から盛り上がっているくらいの太ったものが入っていたらとってもラッキーです!そのサンマは絶対にお刺身で召し上がってくださいね。
そして、お刺身で捌くなら傷がついていないサンマがおすすめです。荒波にもまれたサンマは、どうしても体に傷がついてしまうんです。傷ついたサンマは、傷口部分の身が柔らかくなってしまい包丁で切りにくい場合があるので、傷がついていないものをできるだけ選ぶと捌きやすいですよ。
生サンマ「お刺身」のさばき方
美味しそうなサンマを選びましたでしょうか。それでは、早速生サンマのお刺身にしていきましょう。
1.生サンマを、水道水で水洗いします。サンマは海水に近い水に入っているため雑菌などがついている場合があります。そのため最初に水道水で洗い流します。
2.頭と腹を切って内臓を取り除きます。
内臓を傷つけないように包丁で切っていき内臓を取り出します。そして、取り出したら、すぐに水道水で洗い流してキレイにしていきます。3.3枚おろし!ここがポイント
できるだけお刺身部分を分厚くしたいので、骨に一番近いところから包丁を入れていきます。ここからは、迷うことなく、骨を感じながら一気に包丁を入れていきましょう!といいながら、少し不安でめくってみると・・・うまくいってますね(笑)ほっとしました。それではここから、最後まで一気にいきましょう。できました!あとは、反対側も同じように切っていきます。こちらも骨に近いところから一気にやっていきます。できました~♪骨にできる限り身をつけないように切るのは、なかなかコツと経験がいりますが、一度やってみるとどんどん上達していきますよ~。
4.骨をとりのぞきます。
先ほど三枚おろしにした身部分を刺身で食べるため、骨を取り除いていきましょう。まずは腹の骨のところですね。こちらは身をできる限りきらないように骨を切っていきます。骨をとることに集中すると、身が骨についてとれてしまうし、身を残そうとすると骨が刺身に残ってしまう・・・悩ましいところです。次に真ん中の骨を手でさわりながら、抜いていきます。手でさわると、骨があたるので、そこの部分を手で抜いても、このように骨抜きをつかってもらっても大丈夫です。
5.皮をはいでいきます。
骨を抜いたら、最後に皮をはぎます。これはうまくできるととっても気持ちよくてスルスルスル~っといきます。ということでやっていきましょう。まずは、身の一番端の部分を少し剥きます。手でそのままむける場合もありますし、むけない場合は、皮と身のあいだに軽く包丁を入れてあげてからめくるような形にします。そしてそこから、皮にぴったり包丁を合わせて、皮を一気にひっぱり、身からはがしていきます!ここは一気に思いっきりいきましょう!そして、最後までそのままいきましょう!できました!あとはお刺身用にカットしていきましょう♪切ったらご自宅で美味しいお刺身のできあがりです!盛り付けてできあがりです!ちなみに、最後に刺身の切り方についてです。刺身のように斜めにカットするのが難しい方は、均等な大きさに切るだけでもこんな風に盛り付けるとキレイで美味しくできますよ~♪この時期だけの旬の生サンマを漁師になった気分で、さばいてみてはいかがでしょうか。薬味も自分好みでたっぷりのせるなども良いですね♪ぜひ、ご家庭で旬の生サンマのお刺身をご賞味くださいませ。
番外編~刺身を失敗!そんな時のオススメ
生サンマのお刺身はうまくさばけましたでしょうか?私は、実は包丁の使い方がへたくそで何度か失敗したサンマたちも・・・どうしても皮をはぐときに途中で身がくずれてしまった、骨がうまく取れないなんかもあるんではないでしょうか。そんなときにオススメなのがこちら。
・身がくずれてしまったら「たたき」
刺身を作ろうと思ってもやっぱり失敗してしまう場合もありますよね。そんな時は、もうたたきにしちゃうのが一番です♪作り方は簡単!サンマの刺身を1cm角に刻み、あとはお好みの薬味(しょうが、ねぎ、みょうが)を入れて混ぜるだけ! 刺身だと格好悪くてもたたきだとこんなにキレイです!刺身で失敗してもこんな美味しい食べ方もありますので、是非お試しくださいませ♪
・残った骨で「骨せんべい」
三枚おろしにしたあとの中骨は、軽く片栗粉をつけて、油でじっくりと揚げると骨せんべいになるんです。骨まで美味しいサンマの楽しみ方でした~♪ぜひやってみてください♪
香ばし焼きサンマも絶品!サンマの焼き方
刺身で食べるのはもちろんですが、香ばしく皮が焦げた焼きサンマも絶品です。焼きサンマってただ焼くだけでしょ?と思われる方もいらっしゃると思います。もちろん焼くだけなのですが、実際に焼こうとすると、あれ?内臓ってどうするの?塩っていつ振るの?など小さな疑問が出てきませんか?ということで簡単ですが、サンマの焼き方もあわせてご紹介いたします♪
1.切り目を入れて、塩をふりかける(※気持ち多め)生サンマに切り目を入れて、少し多めに塩をふりかけましょう。そうすると、皮がこんがりと焼き上がるんです。あとはグリルに入れて焼いていきます。
2.中火でじっくり焼き上げます。中火でゆっくりと焼くことで、中からふっくら仕上がりますよ~。ホックホクの脂のり抜群なジューシー焼きサンマのできあがりです♪
・内臓はできればつけたままがオススメ
焼きサンマをするときは皆さん内蔵は取り除いて焼く方が多いのではないでしょうか。新鮮なサンマの内臓は珍味として食べられるほど濃厚な味わいがあるんです。嫌いじゃなければ、内臓はつけたままぜひ焼いて食べるのがオススメです♪切り目を少し入れるだけで、焼き上がりがとてもキレイになるのでぜひやってみてくださいませ~。
・七輪で焼くときの注意
サンマを七輪で焼くときには生サンマは脂が多いのでお気をつけください。↓失敗しました。煙もひどくて、涙がでそうです。みなさんお気をつけください。ということで、七輪で焼くときはぜひ、弱火になってから焼いてください(笑)そして、皮がくっつきやすいのでサンマにサラダ油やオリーブ油などを塗ってから焼くと皮がはがれやすいですよ~。ということで、炭火焼きをするときの参考になれば幸いです。
いかがでしたでしょうか。せっかくの旬の味覚「生サンマ」ですので、ぜひ余すところなく美味しくお召し上がりいただき、食欲の秋をお楽しみください♪