4月が終わると、もう全国的に桜は散ってしまいますが、北海道の桜は、5月の上旬～中旬にかけてが最盛期。あーっ！4月はお花見に一回しか行けなかった～気づけば5月・・・なんて残念に思っているあなた。
この時期に北海道に旅行に来ると、なんとあきらめていた念願のお花見が楽しめちゃいますよ～♪という事で、今回は旭山動物園で有名な北海道旭川の桜の名所の中でも少し変わった名所のご紹介です！

まるで桜餅！？松と桜のコラボ

ちょっと変わった桜の名所という事で、北海道旭川の地元の人でも知らない人が多いんじゃないかといわれるマニアックな場所を紹介しちゃいます。ここは、旭川の中でも、護国神社やスタルヒン球場、そして乗馬が楽しめる施設まであるスポーツ複合施設なのですが、実はここに松と桜が一緒に楽しめる素敵なスポットがあるんです。見てください！右が緑で左がピンク色！食いしん坊の私には、もう桜餅しか想像できない・・・（笑）そんな2色の美味しそうな色は、晴れた日にみるとまた一層キレイです♪真ん中は、ウォーキングができるお散歩道になっているんです。
北海道の涼しい気候と爽やかな風そして優しい日差しの中のお散歩はとっても気持ちがいいんですよ～。

スタルヒン球場を含むスポーツ複合施設

そして、またここはスポーツの複合施設。桜並木のすぐお隣はテニスコートで、その日は中学生くらいと思われるテニスの大会で、時々歓声がわぁ～っとあがってました。歩き進めると陸上競技場、馬場に相撲場まで！？など色んな施設があるんですね。とにかくこれだけの施設があるので、色々なスポーツしている姿も見学しながらお花見を楽しむことができるんです。下のお写真はナイターも最近楽しめるようになったスタルヒン球場です。そして、変わったところで乗馬もできちゃう施設、馬場（ばばと読むのでしょうか・・・？）もありましたよ～。そして、ウォーキングコースも用意されているので、歩きながらその日にやっているスポーツが色々と楽しめるんです。早速、きれいな桜が咲いているところを軽やかにランニングしている人を発見しましたよ～。
そして噴水やベンチなどのキレイな休憩スペースも。結構広いので、少し歩いたらここで一旦休憩もできます。残念ながら、私が行ったときには少し待ってみたんですがなかなか噴水の水が出てくれなくて・・・写真が撮れませんでした。濡れた地面をみて妄想してお楽しみください（笑）

旭川の古い神社「護国神社（ごこく）」

また、このスポーツ複合施設と一緒に神社もあるんです。この神社は旭川の中でも明治時代からある古い神社で、大きい立派な桜の木が楽しめるんです。桜の名所で有名な東京の上野の桜は、なんと江戸時代に植えられているとのこと。桜はかなり育てるのが難しく手入れも大変といわれます。桜は一年に数日間しか楽しめないお花なのに、それが何百年もの間、色々な人に大切に育てられているという歴史があると思うと、趣深いですね～。さて、上の写真のこの手前にある小さな細い木は、平成23年に植えられたという事で、今年で4年目のちびっこ桜。それがあと何十年もたつと後ろにあるような立派で大きな桜になってくれるんですね～。

（おまけ）あと30年後には、立派な桜の名所に！？

そして、最後におまけです。いつもなら大きい桜の木を見つけて散策することが多かったのですが、桜の歴史を考えると逆に小さな桜の木を見つけて未来の名所を探すなんていうのもいいかなと思って探してきました。そうすると、ありましたよ！北海道の旭川は、川のまちとも呼ばれるので堤防がいたるところにあるんですが、堤防の斜面に桜がじわじわと何列も植えられている場所を発見しました。まだまだ小さいのですが、これが何十年もたつと桜色の堤防として名所になる可能性があるんじゃないでしょうか。

堤防なので、風も強く木が流されそうだったのですが、まだまだ小さい桜の木が懸命に花を咲かせている様子をみていると毎年見にきて応援したくなってしまいました。
全国各地で楽しめる春の風物詩の「桜」。皆さんのお近くでも色々な桜の名所があると思います。来年は4月はお住まいのところで桜を楽しみ、そして5月にもう一度桜を楽しみに北海道旅行を計画してはいかがでしょうか。また、お近くの未来の桜の名所を探して、歳を重ねるごとに桜の成長を見守るなんている楽しみ方もオススメですよ～♪