毛ガニというと「冬」のイメージがあると思いますが、北海道虎杖浜の毛ガニ漁は「夏」!
今が、漁の真っ最中なんです!
虎杖浜(こじょうはま)というと、たらこが有名なのですが、毛ガニも実は知る人ぞ知る逸品で、“幻の毛ガニ”とも呼ばれ、北海道でもなかなか手に入らない稀少なカニなんです。
えっ、最大30日間しか毛ガニ漁をしないの?
そうなんです。
ここ虎杖浜の毛がに漁は、毎年7月の中旬から水揚げを開始し、最大30日間と漁期をきっちり定めているため、水揚げ量も他の産地に比べると少ないんです。
なぜ、そんなに短い期間に限定して漁を行なうかというと…それは、美味しい毛ガニ「だけ」を水揚げするためなんです。
毛ガニも生き物なので、どうしても、若いカニや身入りが悪いカニなど水揚げされるべきではないカニもいるんです。そのため、ここ虎杖浜では一番身入りが良くなる時期だけに集中して漁を行います。そして、水揚げした船の上で一度選別を行い、今獲るべきではないカニは、また海に戻しているんです。さらに、年間の漁獲量も決めているので、来年以降のカニを根こそぎ水揚げしてしまうこともなく、毎年美味しい毛ガニが食べられるよう大切に水揚げをしているんです。
水揚げされた毛ガニが向かった先は?
そうやって漁師さんが大切に水揚げされた毛ガニは、まず漁港へ運ばれます。
ここには、その日獲れた毛ガニが集まり、サイズごとに分けられ、セリが行なわれます。
ここ虎杖浜では、獲れたての毛ガニの鮮度を保つために、セリが行なわれるまでの間、カゴごと大きな水槽の中に入れて、鮮度を保っています。
なので、獲れたての鮮度を保った毛ガニは、セリが終わった後でも、とっても元気♪中には、カゴからカゴへと移動しようとする“やんちゃな子”もいるくらいなんですよ(笑)
毛ガニの鮮度はスピードが命!?
セリが終わり、加工場に運ばれた毛ガニは、熟練の職人さん達の手によって、手早く茹で上げ加工されます。その後は、1尾1尾丁寧に手作業にて、形を整えながら足にゴムをかけていきます。
やはり、ここでもスピードが重要!
茹でたての毛ガニは、とても熱々なのですが、その熱さに負けずに、みなん黙々と作業しています。
濃厚なカニ味噌とプリプリな身の絶品毛ガニ!
そうやって虎杖浜の漁師さんや加工場の人たちが大切につくりあげた毛ガニは絶品です!
「北海道で獲れたなら、どこの毛ガニも同じじゃないの?」と、思われる方もいらっしゃるかと思いますが、獲れた場所、食べた餌など、毛ガニが育ってきた環境で、身や味噌の味が変わってくるんですよ。特に、ここ虎杖浜で獲れた毛ガニは、濃厚でコクがあり、毛ガニならではの深い味わいが楽しめると、毛カニ好きの方の中でも、特に人気があります。
2015年の虎杖浜毛ガニ漁も終了が近づいてきていますが、今年も、美味しい毛ガニが次々と水揚げされていますよ~♪
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