こんにちは。最北の海鮮市場です。大型連休中の旭川はどんよりと天気の良くない日が続いて終わってしまいました。
そんなGWの直前、ピュアホワイト生産農家の菅野さんから連絡を頂いたのでお邪魔してきました。
昨年と今年のピュアホワイトのハウス内に違いが・・・
菅野さんは苗を植えている真っ最中との事でハウスを除いてみると、昨年とは少し様子が違います。
「今年はね、ちょっと変えてみたんだよ。」と、菅野さん。
その違いを下の画像で比べてみましょう。
まずは昨年の様子がコチラ。
そしてこちらが今年のハウスです。
一つ目の違いは土です。
前年に栽培したピュアホワイトの茎や葉を堆肥にしているのは変わらないのですが、今年はそこから更に耕うんして土壌の柔らかさを調整しています。
もう一つは、苗の本数です。
昨年は6列、今年は7列とハウスの面積は変わらないのに、ハウス内のレイアウトを一新していました。
その理由は…種の発芽状況にありました。
種から芽が出ない
土が詰まった穴一つ一つにピュアホワイトの種が入っているのですが、芽が出ている数の方が少ないですね。発芽率が今年はよくありません。
「苗の本数が足りないだろうから、改めて種を手配しておかないとね。」
収穫時期は少し遅くなってしまいますが、いつも契約本数をしっかり出荷してくれる菅野さんらしいです。
畑の土を温めるマルチシート(黒ビニール)1列に対し、苗も1列にして植えていきます。
これでマルチ部分を省スペース化でき、苗列を増やす事で収穫本数を確保しようとしてくれているのでした。
機械や道具にも愛情を持って
上部の円状にならんだポットから苗が下に落ち、等間隔で土を掘ると同時に水やりもできる苗植え機。これを使うとかなり足腰が楽だそうです。
「コイツの調子がわるくてねぇ。午前中はずっと修理してたよ」
「手で植えた方が早かったかな(笑)」
無事、正常に動くようになって、どこかご満悦の菅野さん(*^-^*)
今年もおいしいピュアホワイトを
栽培するには難しい品種をハウスなら安定して作れるのではないかと、作り始めて今年で3年目を迎えます。
とうもろこしと言えば、ほとんどが広い敷地に植える露地栽培ですが、ハウス育ちのこのピュアホワイトは温度管理により、露地よりも早く栽培を開始することが出来るのでその分「収穫も早く」なります。
「北海道」の「ピュアホワイト」が「7月中」にお届けできるのが一番の特徴です。
あまり大きくならない、比較的小さな純正品種のこの「有機栽培ピュアホワイト」ですが、菅野さんが育てると、とても大きく甘く成長していきます。
もうすぐ露地栽培のピュアホワイトMIXの栽培も始まりますので、そちらと併せて状況ををお伝えしていきます。
「有機栽培収穫ピュアホワイト8本入(ハウス育ち)」の収穫は7月中旬~下旬ころを予定しています。
ご予約頂いたお客様、どうぞ楽しみにお待ちくださいませ。
>>「 北海道産有機栽培ピュアホワイト8本入(ハウス育ち)」(7月収穫)のお買い求めは
>>「北海道産ピュアホワイトMIX(ミックス) 10本入」(8月~9月)のお買い求めは