北海道では春を代表する味覚の「行者にんにく」

その名の通り「にんにく」のような独特な香りがする山菜です。

行者にんにくは、北海道などの涼しい気候の中で、なおかつ一部の地域でしか育たない上に、保護区などで採取が禁じられている場所も多いため、採取が難しく非常に貴重なんです。

その上、生育が遅く、食べられるほどの大きさになるには3年～5年もかかり、一旦採取してしまうと3年以上待たないといけないため収穫量が年々減少しているんです。

食べたことのない方にとっては、とても気になるその味。
ひとくち食べると、歯切れの良いシャキシャキした食感と、 自然な甘みが口の中いっぱいに広がります。
そして、その後に香り始める、 まるでにんにくの様な独特の風味は、 ちょっと強烈な気もしますが、 これが「行者にんにくの美味しさ」とも 言えるでしょう。

行者にんにくの香りの元となっているのは、 「硫化アリル」という成分になります。
これは、ビタミンB1の吸収を助けてくれる 働きを持っています。
美味しいだけではなく、体にも良いとされ、 テレビ番組でも取り上げられているんです。

今回お届けするのは、すでに面倒な下処理を終わらせて、10秒ほどボイルをして旨みを閉じ込めてから、急速冷凍をした ＜ボイル&冷凍済み＞の行者にんにくです。

本来なら、きれいに水洗いをしてから「はかま」と呼ばれる茎表面の皮を取って、 ボイルをするなど手間が掛かるのですが、

今回は、面倒な作業は一切不要！

食べたい時に冷凍庫から出して解凍するだけで、手軽に風味豊かな「行者にんにく」を、楽しむ事が出来るんですよ♪